ひたすらスパーしても《石鍛冶》⇒《殴打頭蓋》ゲーか、《ギデオン》ゲーで負ける展開が見える一人回しに飽きたので、たまには別の事を考えてみる。

該当の記事はこちら↓
http://www.happymtg.com/column/weektakahashi01/2586/


赤単同士でしかも同系(HateRed)対決という事なので、最適なプレイングはともかくとして、相手の手札を読んでみる事に。手札読みは、麻雀とかと一緒で、相手がセオリー通りに動いてくれないと、大きく読み違えるのはやむなし。


まずは2ターン目に《小湖》をセットしているが、赤単同系なら1点のライフと、後半の《焼尽》を考えると、セットランドの優先順位は《山》>>フェッチなのは確定。この事から、2ターン目のハンドに《山》は無いはず。なので、3ターン目のドローは《山》

次に《先達》のプレイが4ターン目であり、1ターン目や3ターン目にもプレイするタイミングがあったのにも関わらず、プレイしないという事はありえないので、4ターン目のドローは《先達》

これで、もし4ターン目に《コス》を持っていれば、必然的に3ターン目の時点でハンドにある事に。そうすると3ターン目のハンドは《山》《峰》《悪鬼》《コス》《稲妻》《なにか》という事になり、同系ではお互い普通に回ると大して活躍しない《悪鬼》を無理に3ターン目に出すよりは、除去を構えて4ターン目に確実に《コス》を展開する方が普通の行動なので、4ターン目には《コス》はハンドに無いと想定。よって、5ターン目のドローは《コス》

 ※平らな場で出す《コス》はたとえ返しに焼かれても、ハンド差1枚とライフ差8点分優位に立つので、積極的にプレイすべきカード。唯一裏目となるのが、《先達》+《峰》パターンだが、確実にハンドに見えているのでもない限り、そんなのケアしてたら(火力構えられるまで待つ)後手に回って、相手に先に《コス》出されるだけだと思う。

次いで気になるのが、《悪鬼》と《魂喰い》のプレイ順。ブロッカーがいれば止まるのは同じだが、《悪鬼》の場合はスペルが無ければただのパワー1なので、より状況を選ぶカード。むしろ《魂喰い》は後半の手札が尽きた時に出せば、マナのみのパンプだけでも十分なパワーになる。なので、もし両方をプレイするなら、普通に考えて出す順番は《悪鬼》が先になる。なのに、このケースは《魂喰い》から先にプレイしているのは、例え相手が赤いデッキでもヴァラクートという可能性もあるし、2ターン目に2マナのクリーチャーを出すかもしれない。そういった相手の一瞬の隙をついて勝てるカード。すなわち《投げ飛ばし》か《ストロボ》がハンドにあると思われる。一般的なHateRedの構成から、見えていないハンドのうち1枚は《投げ飛ばし》

残りは1枚だが、今までの読みから2ターン目までにあったカードだと分かる。仮に同系だとして、ありえないカードを除外していくと、必然的に絞り込まれる。

《山》、《先達》、《コス》:読みの段階で、2ターン目までに無いと予測済み。
《稲妻》、《噴出》、《切断》:こちらの4ターン目の《先達》+《峰》に合わせて打たないので、無いと読める。
《焼尽》:あれば4ターン目にこちらの《悪鬼》に打っているので、無いと読める。
《峰》:1マナ火力を打つべきタイミングで打ってないのに、次のターンで《山》を立てていてもブラフにはならない。ブラフ目的でないなら、クリーチャー化した《山》のパワーを上げる方がはるかに優先されるので、これも無いと読める。

残りは《フェッチ》《魂喰い》《悪鬼》《投げ飛ばし》《よろめき》だが、正直なところいくらバレている《山》だからとはいえ、4マナ以上ある状況で、漫然と最後の土地をセットしては、トップからの《焼尽》がゴミになる。仮に《噴出》でも引いたターンに《山》を出せばいいので、普通に考えるとこの《山》はプレイし辛い。考えられるケースとしては、まだ手札に土地があり、今後の複数アクションに備えてマナを伸ばすプランか、既に複数アクションには6マナ以上必要かだ。後者は《よろめき》が該当するが、それでもこのターンには複数アクション出来ないので、強い動機とはなりえない。よって、見えていないハンドのうち最後の1枚は《フェッチ》

とまぁ、こんな感じで読んでみました。

なので、普通に盤面だけ見たら2枚目の《コス》ケアと《先達》のディスアドバンテージを嫌って、相手のターンに《コス》除去がベターだと思いますが、ハンドに《投げ飛ばし》があると、トップ火力(特に《焼尽》ならそのターンに負け確定)で瀕死になるのを避けて、あえてメインターンで《コス》を倒すのがベターかと。

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