地震やら転職やらでいろいろあったけど、ようやく落ち着いてきたので久しぶりの更新。GP神戸は行けそうに無いので、日本選手権予選のための準備を。

デッキ構成的にメタりようがない(緑黒剣除く)青黒系は置いておくとして、Caw-Bladeとヴァラクートには最低限あたるだろうと思われるので、メインはその2つとある程度戦える形にしたい。

ただし、今のテンプレ赤単だと《トゲ撃ちの古老》があまり強くないので、2枚ぐらいの装備品で強化する形に変更。赤単が使うに値する装備品としては、個人的には以下の順位だと思うのでまずは暫定的に《肉体と精神の剣》を採用。

1位:《肉体と精神の剣》
2位:《骨溜め》
3位:《饗宴と飢餓の剣》
4位:《冒険者の装具》
5位:《バジリスクの首輪》

それぞれかなり使い方が異なるので単純な比較は難しいが、《装具》は上陸込みで序盤のトップスピードを生かすのであればボロスにすべきだし、《首輪》はサイドにティムがあればいいが、メインではかなり遅い。

3~4マナの装備品であればある程度展開した後での装備となるため、構える要素が少ないので2/2トークン>アンタップだと思う。《ジェイス》で戻されないプロ青か、除去と《ファイレクシアの十字軍》に耐性が上がるプロ黒かは非常に甲乙付けがたいと思う。

後は+2~4ぐらいを期待しての《骨溜め》は、黒いトークンでプロテクションを回避しできるし、ボロスの《骨溜め》はかなりの確率で投了クラスのカードとなりうるので、そこに対応出来るのも大きい。ただし3マナと4マナではマナの安定供給ライン(75~80%)の到達ターンが3ターン目か6ターン目かでかなり異なるので、早い展開であればハンドに腐る可能性もある。

後は《よろめきショック》がどうにも重いので、いっそクリーチャーにするか《電弧の痕跡》にするか悩ましいところ。クリーチャーが2マナ以下がメインなため、どうしても《ぐらつく峰》のセットターンは3ターン目が多い。手札に4枚目の土地と《槌のコス》がいる場合には極力4ターン目に打てる状態にしたい。3マナ浮かせて相手が展開しない時はテンポロスを恐れて本体に打つような火力なのか?などなど。基本的に生物に打つのであれば大体のケースで《電弧の痕跡》の場合の方が環境的に合っているが、本体火力や対同系の《槌のコス》に対してはあると無いとではかなり違う。なので、《オキシダ峠の英雄》で各種PW対策しつつ先手ゲーを加速するのも一つの手。とりあえずは変えずに試してみることに。

使用したデッキはこちら。Caw-Blade側は《転倒の磁石》と《迫撃鞘》入りのレシピを使ってみたが、《審判の日》が欲しい展開が多かったので《磁石》と枚数を逆にするのもありか。

<赤単側>
■Land(24)
12:《山/Mountain》
4:《沸騰する小湖/Scalding Tarn》
4:《乾燥台地/Arid Mesa》
4:《ぐらつく峰/Teetering Peaks》

■Creature(16)
4:《ゴブリンの先達/Goblin Guide》
4:《トゲ撃ちの古老/Spikeshot Elder》
4:《板金鎧の土百足/Plated Geopede》
4:《燃えさし運び/Ember Hauler》

■Spell(14)
4:《稲妻/Lightning Bolt》
3:《噴出の稲妻/Burst Lightning》
4:《焼尽の猛火/Searing Blaze》
3:《よろめきショック/Staggershock》

■Permanent(6)
4:《槌のコス/Koth of the Hammer》
2:《肉体と精神の剣/Sword of Body and Mind》


<Caw-Blade側>
■Land(26)
5:《島/Island》
4:《平地/Plains》
4:《金属海の沿岸/Seachrome Coast》
4:《氷河の城砦/Glacial Fortress》
4:《地盤の際/Tectonic Edge》
4:《天界の列柱/Celestial Colonnade》
1:《沸騰する小湖/Scalding Tarn》

■Creature(8)
4:《戦隊の鷹/Squadron Hawk》
4:《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》

■Spell(13)
4:《定業/Preordain》
3:《呪文貫き/Spell Pierce》
4:《マナ漏出/Mana Leak》
2:《審判の日/Day of Judgment》

■Permanent(13)
4:《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》
3:《ギデオン・ジュラ/Gideon Jura》
3:《転倒の磁石/Tumble Magnet》
1:《饗宴と飢餓の剣/Sword of Feast and Famine》
1:《迫撃鞘/Mortarpod》
1:《シルヴォクの生命杖/Sylvok Lifestaff》


普通の一人回しなら早いが《石鍛冶》と《鷹》のせいでシャッフルが多く、非常に面倒。


1本目:×
《古老》を出すも《石鍛冶》からの《鞘》でアッサリ死に、《鷹》でグダっている間に《ギデオン》が出て2枚目に対処出来ず負け。

2本目:○
《古老》と《百足》のクロックは《審判》でリセットされ、返しは《先達》と《燃えさし》で《ギデオン》の返しに《先達》1枚追加し、2枚目の《審判》は引かれず勝ち。

3本目:×
《燃えさし》と《百足》のクロックは《石鍛冶》からの《鞘》で《百足》が落ち、その返しの《コス》は《磁石》で止められて、《剣》付きの《石鍛冶》と《列柱》で《コス》が落ちつつ《ギデオン》が出て負け。

4本目:○
《先達》2枚と《古老》でブン周りして、4ターン目に《審判》を打たせて《コス》+火力で除去して紋章勝ち。

5本目:×
《古老》を出し、《百足》は《リーク》されて、またも《石鍛冶》からの《鞘》で《古老》が死ぬ。返しに有効打が打てず《ギデオン》が出て終了。

6本目:○
《先達》を出し、《百足》は《リーク》されるも2枚目の《先達》を追加して、《鷹》でチャンプされつつもライフを削る。《貫き》を構えて《審判》を打ったタイミングではライフは射程圏内になったので、《コス》を囮に火力打って勝ち。

7本目:○
1枚目の《燃えさし》は《リーク》されて《鷹》が出て、2枚目の返しに《磁石》。その返しに《古老》を出したら《ギデオン》が出たので《鷹》に《焼尽》を打ち、《コス》を出して《磁石》タップでマナ出して《噴出》を打ち《ギデオン》を退かす。《コス》は《列柱》で退場するも《剣》を引いてそのまま《古老》無双で勝ち。

8本目:×
《先達》《百足》と展開するも《杖》付きの《鷹》に止められ、《コス》が《列柱》で退場した後は有効打を引かず、そのまま《ジェイス》にひたすら検閲されて奥義発動で負け。

9本目:○
《百足》から1本目の《剣》は《リーク》されるも2本目は通り、《コス》と《鷹》が戯れている間に《古老》を2枚引いてそのまま勝ち。

10本目:○
もはや定番となった《古老》⇒《石鍛冶》《鞘》の展開の後、フェッチに守られた《百足》でライフを削り、盤面負けている状況から《燃えさし》2枚と《稲妻》2枚で勝ち。


■感想
・《古老》は《鷹》メタカードとして有効ではあるが、1枚目はかなりの確率で《鞘》に殺される。
・《鞘》を意識して《百足》も状況によってはフェッチを構えられる状況で出す必要がある。
・《剣》は誘発能力よりも、《古老》無双か《先達》の奇襲用なので、むしろ《骨溜め》の方が適している。
・《よろめき》はあまり活躍せず。やはり3マナの除去は重いか。
・負けパターンの大半が《ギデオン》絡み。後は《審判》の見極めが難しい。
・《審判》と《ギデオン》のシナジーはかなり厳しいので、最適なのはやはり速攻持ちの《オキシダ峠の英雄》か。

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