この環境最大のメタカードである《月の大魔術師》について、個人的な考察をしてみました。後でデッキに無理やり入れて、MagusVerの赤単を作ってみようかと思います。

■メインかサイドか
 ・カードテキストに書いてある事だけ見ると、これぞサイドボードのカード(特定のデッキに対して強い)なんだけど、今の環境があまりにも特殊地形に依存しているため刺さるデッキが多いのも事実。

■各デッキと《月の大魔術師》の相性
<出ればほぼ勝てるレベル>
 ・ドラン
  ⇒基本地形が0で、出るとデッキが完全に止まる。
  ⇒対処出来るカードが《殺戮の契約》《炎渦竜巻》《残忍なレッドキャップ》ぐらい。

 ・エルフ
  ⇒基本地形が6枚ぐらいで、《恐怖》《不敬の命令》が使えなくなる&土地クリーチャーが無効化。
  ⇒《護民官の道探し》の有無で相性が大きく変わる。

 ・フェアリー
  ⇒基本地形が6枚ぐらいで、《恐怖》《謎めいた命令》《苦花》(後引き)が無効化。地味に辛い《ペンデルヘイヴン》も。
  ⇒元々のデッキ相性の部分もある。

<出れば有利>
 ・ヒバリ(タッチ赤)
  ⇒基本地形が6枚前後だが、《冷鉄の心臓》とマナシンボルの薄さもあり、どうにかデッキが機能する場合も多い。

 ・マーフォーク
  ⇒基本地形が10枚前後あるが、《川の案内者、シグ》の能力や、《石ころ川の旗騎士》からの爆発的な展開がし辛くなる。

<どうみてもバニラ(+α)>
 ・ヒバリ(青白)
  ⇒相手は基本地形が多く、色拘束が少ない。しかもただの2/2なので・・・。

 ・赤単
  ⇒土地の起動を止められるが、基本的には《つっかかり》の的でしかない。

 ・キスキン
  ⇒《風立ての高地》しか止まらないので、キスキンが色拘束が強くてもあまり影響なし。《ひなびた小村》は《サルタリーの僧侶》用なので、大して役に立たない。

■数字的な話
 ・デッキに4枚入れれば、初手に1枚以上来る確率が約40%、3ターン目(9〜10枚)までに1枚以上来る確率は約50%。

 ・基本地形6枚入っていれば、同じく3ターン目までに基本地形が1枚も来ない確率が約30%
  ⇒約15%の確率で対戦相手を色事故らせる事が可能。

 ・基本地形が10枚入っていれば、3ターン目までに基本地形が1枚も来ない確率は約15%
  ⇒約7%の確率で対戦相手の色事故が発生だが、マリガンを考慮すると5%程度でしかない。

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